今回は講師として、2月3日(日)〜8日(日)まで那覇市民ギャラリーで行われた「福沢一郎展―沖縄の子どもたちへ贈られた34点」の担当学芸員である、久田五月さん(那覇市文化振興課学芸員)にお話を伺います。
日時:2015年3月4日(水)18:00〜19:30
会場:沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス 一般教育棟 103教室
入場料:無料
開催概要:2015年2月3日~8日にかけて、那覇市民ギャラリーにおいて、「福沢一郎展 沖縄の子どもたちへ贈られた34点」が開催されました。日本におけるシュルレアリスムの受容と実践において先駆的な存在である福沢一郎という画家の、この展覧会で展観された福沢作品は、沖縄の本土「復帰」前に、とある経緯で沖縄少年会館(「復帰」後は旧・久茂地公民館に転用)に寄贈されたものであり、現在は那覇市が収蔵しています。今回の講演では、「福沢一郎展」の担当学芸員である久田五月さんをお招きし、展観された那覇市所蔵の福沢作品の特徴が語られるのとともに、「復帰」前に福沢作品の寄贈に至った経緯と、その背景にある日本本土と沖縄との興味深い人間群像が明らかにされます。
講演者略歴:
久田五月(くだ・さつき) 1987年生まれ。多摩美術大学を卒業後。2014年より那覇市文化振興課学芸員。
久田五月(くだ・さつき) 1987年生まれ。多摩美術大学を卒業後。2014年より那覇市文化振興課学芸員。