本専攻主催による第3回特別講座を開催いたします。今回は東京大学東洋文化研究所の安富歩教授をお招きし、本学非常勤講師の与那覇大智氏聞き手にトークイベントを開催いたします。ぜひ会場まで足をお運び下さい。
芸術学専攻特別講座 第3回
「安富歩氏 フリートーク」
聞き手 与那覇大智氏
日時: 2016年11月25日(金) 19:00~20:30
会場: 沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス
一般教育棟3階 大講義室
一般教育棟3階 大講義室
入場料:無料(どなたでもご入場いただけます)
主催: 沖縄県立芸術大学 芸術学専攻
tel: 098-882-5070 e-mail: geijutsu(at)okigei.ac.jp
開催概要&講師略歴
安冨氏は、専門の経済学以外にも非常に多面的な研究をされています。
原発事故以降、日本のエスタブリッシュメントの極めて不誠実な言語の運用を「東大話法」と名付け、言語の歪みがいかに魂の歪みを反映しているのかを明らかにされてきました。特に最近は自らの女性性に気付き、女性装をしていく中で、東大教授というエスタブリッシュメントでありながら小数者が受けるハラスメントを実感され、ハラスメントを行う側の心理について分析されています。
また、共同研究者の深尾葉子阪大准教授と進めている「魂の脱植民地化」では、他者の地平を生きてしまっている(植民地化された)魂を、いかに自らの地平に取り戻していくのか(脱植民地化)について研究されています。
安冨氏は芸術にも造詣が深く、ここ数年、自ら絵を描き、音楽活動もされています。また、マイケル・ジャクソンの楽曲から彼の思想の奥深さに迫ったり、クラシック音楽の独創的な解読なども行っています。
氏の芸術への考えを中心に、多様性を受け入れながら私自身を生きる。それを妨げるものは何か。絵や音楽とのかかわりについて、など多岐にわたってお話を伺います。
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