2016年12月27日火曜日

本専攻の土屋誠一准教授と久田五月「「記録:現代アート研究会・沖縄vol.9「沖縄少年会館に贈られた福沢一郎作品について」」『福沢一郎記念館研究紀要』1号、完成のお知らせ


「記録:「沖縄少年会館に贈られた福沢一郎作品について」

『福沢一郎記念館研究紀要』1



表題の対談録が掲載されました。
正式な書誌データは、
土屋誠一・久田五月「「記録:現代アート研究会・沖縄vol.9「沖縄少年会館に贈られた福沢一郎作品について」」『福沢一郎記念館研究紀要』1号、2016年です。

対談は2015年3月4日(水)沖縄県立芸術大学で開催された、「現代アート研究会・沖縄vol.9」での内容です。
対談相手は、もう2年近く前に那覇市で「福沢一郎展」を組織なさった久田五月さんです。
福沢一郎記念館の研究紀要は電子版で、メールによる購読希望による配信という形で、どなたでも無料で読めますので、どうかご一読いただければ幸いです。

久田さんの論考、伊藤佳之さんによる戦時下の福沢の詳細なリサーチも、興味深いです。
下記URLから目次をご覧いただけます。
https://fukuzmm.wordpress.com/2016/12/21/bulletin_fmm/


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<過去開催:現代アート研究会・沖縄vol.9>

土屋誠一准教授による「現代アート研究会・沖縄vol.9」
講師として、2015年2月3日(日)〜8日(日)まで那覇市民ギャラリーで行われた「福沢一郎展―沖縄の子どもたちへ贈られた34点」の担当学芸員である、久田五月さん(那覇市文化振興課学芸員)にお話を伺いました。

日時:2015年3月4日(水)18:00〜19:30
会場:沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス 一般教育棟 103教室
入場料:無料


開催概要:201523日~8日にかけて、那覇市民ギャラリーにおいて、「福沢一郎展 沖縄の子どもたちへ贈られた34点」が開催されました。福沢一郎は、日本におけるシュルレアリスムの受容と実践において先駆的な存在の画家でありました。この展覧会で展観された福沢作品は、沖縄の本土「復帰」前にとある経緯で沖縄少年会館(「復帰」後は旧・久茂地公民館に転用)に寄贈され、現在は那覇市が収蔵しております。「福沢一郎展」の担当学芸員であった久田五月さんをお招きし、展観された那覇市所蔵の福沢作品の特徴が語られるとともに、「復帰」前に福沢作品の寄贈に至った経緯と、その背景にある日本本土と沖縄との興味深い人間群像について語って頂きました。

講演者略歴:
久田五月(くだ・さつき) 1987年生まれ。多摩美術大学を卒業後。2014年より那覇市文化振興課学芸員。(2015年当時)




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